LPガス用のメーターのシステムやネットワーク開発を手掛けるカナデンブレインは、ガス事業者向けの新しい検針用アプリを2017年4月24日より販売開始しました。
このアプリを利用することによって、ガス検針の際にメーターのNFCユニット部にかざすだけで検針値を取得することができます。
通常のガス検針では、メーターの値を目視で確認し、その値をハンディターミナルに手入力しているため、時間がかかると共に検針ミスの可能性を含んでいました。このアプリの導入が進むことにより、検針業務の大幅な効率化を見込むことができます。
カナデンブレインの販売管理システムを全社が導入しているという訳ではありませんが、今後同業他社も追随することによって、検針業務の効率化、ひいてはガス会社の経費削減に繋がっていく可能性があります。
既に近年では都市ガスに顧客を奪われる傾向にあるLPガス業界ですが、このような作業の効率化を進めることによって、顧客への小売り金額を抑え、顧客流出に歯止めをかけるという狙いを秘めています。