富山県を中心としてLPガス事業を展開する3社、日本海ガス絆ホールディングス・高岡ガスサービス・丸八は、県内でボンベ配送や管理、策定などを行う新会社「エネシップ」を設立したと発表しました。

エネシップの資本金は300万円、社長には日本海ガス絆ホールディングスの土屋誠取締役が就任、出資比率は各社33.3%ずつとなっています。
今回の新会社の設立に伴い、3社の使用する容器(ボンベ)は、統一されたエネシップのデザインに順次変更していく予定。

3社が富山県を中心に持つLPガス顧客は6万件以上に上っており、共同で配送業務などの効率化を進め、競争力を高める狙い。
富山市内に多く顧客を持つ日本海ガス、県西部に多い高岡ガスサービス、同じく県東部に基盤を持つ丸八がそれぞれ協力することにより、安定供給や保安業務の強化はもとより、ボンベの配送などの業務効率化を見込んでいます。

電力や都市ガスの自由化によりLPガス業界の各社にも、より魅力的なサービス展開が求められるようになっています。今回のエネシップ設立も、これまでより質の高いサービス展開を目指したものとなります。

富山県のプロパンガス料金表

全国のプロパンガス料金表