静岡県LPガス協会は11月4日、裾野市に「LPガス仕様防災資機材」を寄贈しました。
防災資機材の内訳は、
- 低圧LPガス発電機
- 炊き出しセット「デリバリーステーション」
という内容。
デリバリーステーションは、大容量の炊飯器や調理鍋、コンロがセットになっており、LPガスボンベを接続すれば、約100人分の調理が可能。
静岡県LPガス協会は、これまで県下の30市町にLPガス仕様防災資機材を寄贈しており、今年度中には、さらに5市町にも寄贈する予定です。
LPガスは、運搬に優れているという特徴を持っています。そのため災害時には、LPガスが広く利用されており、東日本大震災でも避難所などで活躍したという記録が残っています。
電気の場合には、安定して使用するためには電線が必要になります。都市ガスの場合には、ガスの導管を引かなければなりません。
一方でLPガスは、ボンベから供給されるため、必要な場所へ個別で運搬して使用することができるのです。
LPガスは、機材さえあれば、給湯やコンロはもちろん、発電や炊飯など最低限の生活に必要なエネルギーを生み出すことができます。
静岡県においても、災害が予測される中、有事に備えてLPガスの事業者によりこのような活動が積極的に行われています。
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