サウジCP推移表 2023年7月更新
サウジCP推移表 2023年7月更新

中東産LPガスの日本向け長期契約価格(サウジCP)の7月分出荷価格は、プロパンが先月よりも50ドル下落し400ドル。ブタンは前月比65ドル下がり375ドルとなりました。(1トンあたりの価格)

サウジCPは、日本国内で流通するプロパンガスの価格に大きく影響しています。

エネルギー危機の影響から高騰を続けていたサウジCPですが、落ち着きを取り戻しています。

プロパンの400ドルは、2020年10月以来、ブタンの375ドルは2020年9月以来の安値水準です。

※サウジCPとは、サウジアラビアの国営企業・サウジアラムコが公表している「輸出国に対する取引金額」です。サウジアラビアは、現状LPガスの最大輸出国であるため、このサウジCPは日本国内のLPガス小売価格に大きく影響しているのです。

サウジCPの価格が下落したということは、日本国内で流通するプロパンガスの仕入れ価格(中東産に限る)が安くなったということです。

日本国内のプロパンガス小売料金も値下げされる傾向にあります。