中東産LPガスの日本向け長期契約価格(サウジCP)の7月分出荷価格は、プロパンが1トンあたり前月比25ドル下がり725ドル。ブタンも同じく前月比25ドル下がり725ドルとなっています。
ロシア・ウクライナ問題などの影響で数か月値上がりを続けていたサウジCPですが、5月出荷価格がようやく下落し、7月も3か月連続して値下がりしました。
※サウジCPとは、サウジアラビアの国営企業・サウジアラムコが公表している「輸出国に対する取引金額」です。サウジアラビアは、現状LPガスの最大輸出国であるため、このサウジCPは日本国内のLPガス小売価格に大きく影響しているのです。
サウジCPの価格が連続して下落したことにより、日本国内のLPガス卸価格や小売価格もようやく値下がり傾向となっています。