中東産LPガスの日本向け長期契約価格(サウジCP)の5月分出荷価格は、プロパンが4月と同値で555ドル。ブタンは前月比10ドル上がり555ドルとなりました。
サウジCPは、日本国内で流通するプロパンガスの価格に大きく影響しています。
4月の価格が急落した後、今月も安値を維持する結果となりました。
エネルギー危機以前の水準には戻っていないものの、このまま下落基調が続けば日本国内のプロパンガス小売料金も値下がりすることになるかもしれません。
※サウジCPとは、サウジアラビアの国営企業・サウジアラムコが公表している「輸出国に対する取引金額」です。サウジアラビアは、現状LPガスの最大輸出国であるため、このサウジCPは日本国内のLPガス小売価格に大きく影響しているのです。
サウジCPの価格が下落したということは、日本国内で流通するプロパンガスの仕入れ価格(中東産に限る)が安くなったということです。