中東産LPガスの日本向け長期契約価格(サウジCP)の8月分出荷価格は、プロパンが1トンあたり前月比20ドル下がり650ドル。ブタンは前月比30ドル下がり630ドルとなりました。
今年春まで急激な値上がりを続けていたサウジCPですが、5月出荷価格がようやく下落し、9月も5か月連続して値下がりしました。
※サウジCPとは、サウジアラビアの国営企業・サウジアラムコが公表している「輸出国に対する取引金額」です。サウジアラビアは、現状LPガスの最大輸出国であるため、このサウジCPは日本国内のLPガス小売価格に大きく影響しているのです。
サウジCPの価格が下落したということは、日本国内で流通するプロパンガスの仕入れ価格(中東産に限る)が安くなったということです。