大阪ガスグループのDaigasエナジーは11月14日、兵庫県赤穂市と消化ガス(バイオガス)発電事業に関する基本協定を締結したと発表しました。
年度内を目途に赤穂市と発電事業契約を締結し、下水処理過程で発生する消化ガスを活用した発電事業を2024年4月から開始する予定。
この事業は、民間の資金とノウハウを活用する「民設民営方式」で行われます。Daigasエナジーの赤穂下水管理センターの敷地内に発電出力24.5kwの消化ガス用ガスエンジン2台を設置します。
このセンターでは、発生する消化ガスの一部を使ってボイラーを稼働させ、蒸気を汚泥消化槽の加温用に利用していますが、余剰分を活用して発電する仕組み。年間発電量は、約34万kwを見込んでおり、これは一般家庭のおよそ80世帯分に相当します。
再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)を利用し、関西電力の送配電に売電する予定です。事業期間は2024年4月から20年間となります。この事業に合わせて消化ガス増加技術の実証実験を行うことも検討していきます。
自治体と連携して消化ガス発電事業を行うのは、Daigasエナジーの前身となるOGCTSが神戸市などで手掛けた案件に続き8件目。
Daigasエナジーは、消化ガスなどのバイオマスの有効活用によって二酸化炭素や廃棄物の排出量削減に寄与する「D-Bio」シリーズをはじめ、様々なニーズに対応するソリューション「D-Lineup」を提供しています。
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