2022年12月LPガス小売平均料金

石油情報センターが発信している12月28日調査時点での一般LPガス小売平均価格は、先月よりも上昇しました。全国の平均価格は、8885円となり過去最高値を更新しています。

平均価格は、全国の主要都市での料金を総計したものとなっています。

あくまでも主要都市内で調査をした平均価格ですので、すべてのLPガス会社、すべての顧客が同様であるとは限らないことにご注意ください。

またこの調査は、「LPガス事業者を対象にした調査」ですので、直接顧客へのヒアリングを行った結果ではありません。

全体的にこのような傾向にあるという目安となります。それでも過去最高の料金となっていますので、全体的にLPガスの小売価格が上昇しているのは間違いありません。

東北地方と中部地方のみ下落しましたが、その他の地域は11月よりも上昇しています。

2022年12月28日調査5㎥10㎥20㎥50㎥
北海道6,65010,86318,75841,616
東北5,8469,71417,02437,257
関東5,0878,29714,47231,836
中部5,4328,77515,15032,382
近畿5,2848,53914,68231,732
中国5,7739,30715,93234,110
四国5,3028,57414,79331,887
九州・沖縄5,4888,93515,24832,094
全国5,4568,88515,37233,269
各地域のLPガス平均価格 石油情報センターより 単位:円(税込み)

9月まで平均価格は15ヶ月連続で値上がりしており、同時に10か月連続で過去最高値を更新していました。10月に小さく下落したのですが、11月に続いて12月も再び上昇し過去最高を更新する形となっています。

原料価格高騰の影響を受けて、国内のLPガス小売価格は、かつてないほどに値上がりしています。

そのような状況の中、ここ数か月はサウジアラビアを中心とした中東アジアから日本に向けたLPガス輸入価格が下落しはじめました。それを受けて、国内で流通するLPガス卸価格も徐々に値下がりをはじめています。

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つまり、プロパンガスの原料となるプロパンやブタンの輸入価格は下落をはじめており、それに伴い日本国内でLPガスを販売している事業者への卸価格も下落しているのです。

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しかし、消費者に販売する小売価格に関しては、上述したように値上がりを続けている状況です。

LPガスの輸入価格と卸価格が下落傾向にありますので、いつかのタイミングで小売料金に関しても落ち着いてくると考えられます。

当社では、LPガス会社を変更してガス代を安くする提案をしております。

上述した通り、LPガス料金は高騰しているのですが、新規で切り替える方には安い料金提示ができる事業者があります。

ガス代が高くて困っているという方は、お気軽にご相談ください。

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