伊藤忠エネクスは、10月から岩手県でLPガスメーター用送信機「IoT-R」を需要家宅に設置して実証実験を開始しました。

IoTに対応したメーターを取り付けることにより、顧客宅のガス使用量をリアルタイムに把握することが可能、それによりボンベ内のガス残量を正確に把握することができるため、配送業務の大幅な効率化が見込まれています。
さらに保安業務やコールセンターなど顧客対応業務の効率化も見込まれ、従業員の待遇改善など様々な面でのメリットが期待されています。

今後IoTと共にAI(人工知能)の導入も進められることになれば、LPガスというサービスのあり方そのものが大きく変わる可能性があるでしょう。また伊藤忠エネクスは、実証実験の結果を踏まえて来年度以降に全国展開を視野に入れており、他社との差別化を図る方針。

今回IoT-Rの設置数は未発表となっていますが、数千件の需要家宅に設置すると見られています。

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