LPガス事業大手・岩谷産業の2017年4~9月期連結決算が発表されました。
売上高が前年同期比で13.0%増の2981億5400万円、経常利益は23.7%増の81億4100万円の増収増益となっています。
第2四半期としては同社の最高益を更新した形となり、全事業部門で増収を記録しています。
主力となるLPガス販売では、需要家数が2017年3月末から1万戸増え89万戸に伸ばしました。また、小売り事業者に向けた卸部門でも数量を伸ばし、5.6%増の64万1000トンを他社へと卸しています。増収の原因としては、LPガスの輸入価格が高めに推移していることも要因となっており、この影響で販売価格が上昇、収入が増えた形です。
通期の決算は当初の予想通りとなり修正していない状況です。売上高が16.5%増の6850億円、経常利益が2.7%減の261億円、純利益は3.0%増の159億円となっています。