環境省は12月27日、国土交通省と経済産業省、環境省の3省連携による「住宅の省エネリフォーム支援」のホームページを公開したと発表しました。
このキャンペーンは、2050年にカーボンニュートラルを目指す活動の一環です。
キャンペーン内容としては、大きく3つ
- こどもエコすまい支援事業
- 先進的窓リノベ事業
- 給湯省エネ事業
こどもエコすまい支援事業
こどもエコすまい支援事業は、一般家庭においてエネルギー消費量が増える傾向にある、子育て世帯と若者夫婦世帯を対象に支援を行うもの。
- 子育て世帯:令和4年4月1日時点で18歳未満の子を有する世帯
- 若者夫婦世帯:令和4年4月1日時点で夫婦であり、いずれかが39歳以下である世帯
が対象となっており、
- 注文住宅の新築
- 新築分譲住宅の購入
このいずれかの場合に支援が行われます。
支援内容は、1住戸につき100万円となっています。
また、新築ではなくリフォームを行う場合も、支援の対象とされています。詳しくは専用ホームページをご覧ください。
先進的窓リノベ事業
先進的窓リノベ事業は、既存住宅の窓を断熱改修する際に補助金が支給される事業。
対象として登録された事業者に窓の改修工事を依頼することにより、一戸あたり5万円から200万円までの補助金が交付されます。
窓の断熱性能の向上を促進することにより、エネルギーの消費を抑えることが目的となる事業。
窓を断熱性能の高いものに交換、または二重にするなどリフォームを検討している方は、ホームページをご確認ください。
給湯省エネ事業
給湯省エネ事業は、省エネ性能の高い給湯器の導入を促進する事業。
お風呂などで使用する給湯器は、家庭のエネルギー消費において大きな割合を占めています。これらを最新の機種に変更することにより、高効率でエネルギーを生み出すことが可能、省エネに大きく結びつくことになります。
新築住宅の建築や購入、または既存住宅への導入の際にも支援対象になっています。
導入する高効率給湯器に応じて定額を補助する仕組みで
- 家庭用燃料電池(エネファーム):15万円/台
- ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機):5万円/台
- ヒートポンプ給湯機(エコキュート):5万円/台
という金額設定になっています。
支援金交付は、原則として事業者が行うものとされています。購入者から申請する必要なく、支援を受けることができます。給湯器の買い替えを検討している方は、ホームページをご覧の上で事業者へお問い合わせください。
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