石油情報センターが発信している5月31日時点でのLPガス家庭用料金は、2ヶ月連続で値下がりしました。
速報は全国8カ所で行われており、20立方メートル使用での平均価格は、北海道・東北・関東・中国、四国・中部・近畿・九州・沖縄の8ヶ所全てで値下がりしています。ただし金額としてはほとんど横ばいとなっており、家庭用料金に関しては硬直性が目立つようになっています。
今後ガスの需要が少なくなる夏の本番を迎えるため、国内の小売価格もさらに下落するのではないかと推測されます。
いずれにしても、LPガス料金は自由料金であり、現状では「そもそもこの平均価格自体が高い」という状況が続いています。そのため、全体的に値上がり傾向であるとしても、ガス会社の変更や契約中のガス会社との交渉次第では、十分に安くする余地があると考えられます。下記の平均価格が必ずしも適正価格とイコールとはならないということにご注意ください。
以下、地域ごとの平均価格です。石油情報センターが独自に調査している、あくまでも目安とすべき平均値ですので、お気をつけください。平均値に近いお宅でも安くすることはできます。