ミツウロコクリエイティブソリューションズ(ミツウロコCS)とNECは、名古屋市周辺の数千戸を対象に、モノのインターネット(IoT)によるLPガス配送業務の効率化を図る実証事業を行います。
具体的には、これまで検針員による手動であった作業を遠隔で自動検針へと移行、正確なガス残量を把握することで最適な配送頻度を実現し、全体的な業務効率化と物流コスト削減を検証します。

実証は今年9月から1年間行われる予定、これにより従来よりも最大50%まで配送回数を削減できると見込まれています。大規模なIoT実証は国内初となるため結果が注目されます。

現在の検針作業は検針員が各戸をまわり、手動で行われています。ガス会社側としては、ボンベ内のガス残量を把握することができないため、推測によってボンベ交換が行われている状態。事業者としてはボンベからガスが無くなってしまう「ガス切れ」を避けるため、多くの場合には必要以上に早めにボンベ交換を行うことになるのです。
メーターをIoT化することで、ガス会社はボンベの残量を正確に知ることができるため、適切な状態でのボンベ交換が可能になり、無駄な交換が必要なくなることが期待されます。

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