西日本液化ガスは、アストモスエネルギーとカーボンニュートラルLPガス(CNLPG)の売買に関する契約を締結し、購入を開始したと発表しました。
西日本液化ガスは、下関市に本社を構えるLPガス事業者。山口県内のほか、広島県、福岡県、大分県、宮崎県でLPガスの供給を行っています。
同社では、本社をはじめとして、各支店や営業所の給湯、空調、営業車でCNLPGを使用することで、年間およそ152トンの二酸化炭素排出量削減に貢献するとしています。
今回の契約は、西日本液化ガスの顧客に提供するものではなく、自社内で使用するガスをCNLPGに切り替えるというものです。
CNLPGとは、LPガスの生産から運搬、顧客宅での燃焼までの一連の経緯において発生する温室効果ガスを、カーボンクレジットにより相殺するというもの。これによりLPガスを使用することによる温室効果ガスの排出量を「実質ゼロ」にすることができます。
脱炭素社会に向けた取り組みの一環です。