パナソニックは、本州寒冷地の一戸建てに向けたエネファームの新製品を開発。LPガス用が2018年2月1日、都市ガス用は4月1日に事業者へ向けて販売を開始します。

これまでエネファームは、本州の寒冷地に向けた製品が販売されていない状態でした。寒冷地という点では、北海道に対応した機種はすでに開発されていたのですが、標高と気温の問題があり、本州の寒冷地には未対応でした。

今回の新製品は、運転可能な下限温度をマイナス10℃からマイナス15℃まで下げることを可能とし、設置可能標高は500mから700m(LPガス用)まで引き上げられました。これにより、東北地方をはじめ、北陸地方や長野県にも設置が可能となったのです。

今回のパナソニック新製品の発売により、エネファームはほぼ国内全域に対応することになり、今後さらに普及が進むと見られます。

エネファームはガスを利用した家庭用燃料電池のことで、単なる発電機という点だけではなく、排熱利用など環境に優しいエネルギーシステムとして優れた機能を持っています。また家庭内で発電できることから、災害対策という面でも注目されており、緊急時にも活躍が期待されています。

https://panasonic.biz/appliance/FC/news_20171101_1.html

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