プロパンガス販売店プロパンガス関連の販売会社は大きく分けて「元売り」「卸売り」「小売り」の3つに分類されます。

「元売り」とは原料を輸入(仕入れ)した後に、成分調整を行い卸売り会社に売り渡す会社です。

「卸売り」とは元売りと小売りの会社の間に入り販売調整などを行う会社です。別名問屋とも言います。

「小売り」はプロパンガスの消費者(エンドユーザー)に販売する会社です。一般のお客様はこの小売りの会社と契約を締結しプロパンガスを購入しているということになります。

 

ガス会社も大手になると、元売りから小売りまで一貫して自社で行っている会社もありますし、小売りのみ、元売りのみの会社もあります。

プロパンガスは自由化されているので、その法人数は膨大な数にのぼります。

圧倒的に数が多いのは小売り業者で、平成28年3月末時点で約2万社も存在します。

数万社の中から1社選ぶの!?

「じゃあ約2万社ある中から選べるの?」というと、そうではありません。
プロパンガスの契約は、販売会社の最寄りの事業所からの距離が20km以内でなければいけないと法律で定めています。
これはガス漏れなどの緊急時に、原則30分以内で向かうことができる距離になります。

つまり、お客様の自宅から20km以内の範囲に事業所を構えているガス会社であれば、契約が可能ということになります。
プロパンガス会社の乗り換えを検討されている方は、調べてみても良いかもしれませんね。