LPガス事業を中心に手掛けるTOKAIホールディングスの2017年4~9期連結決算は、売上高が前年同期比で3.3%増の849億110万円、経常利益は29.0%減となり31億4300万円の増収減益となりました。
売上高は、顧客数増加により増収となっていますが、岡山県への進出など、先行投資に注力したことが影響し利益額は大幅に減っています。
需要家数としては、前期末と比べて1%増の59.4万件となっているため、順調に推移していると見ることができるでしょう。
同社では、LPガス事業のほかにもケーブルテレビやウォーターサーバー、インターネット、住宅販売などの事業を手掛けています。ガスとのセット販売が順調に進められるかどうかも、大きなポイントになると考えられます。
株主への中間配当は、前年の中間配当と比べて3円増の14円としています。
また、年間の通期予想は修正しておらず、経常利益は前期比11%減の113億円、期末配当は14円としており、年間では28円の配当額となる予定です。