エネルギー大手のTOKAIホールディングスは8月26日、伊勢崎ガスと業務提携契約を締結したと発表しました。
伊勢崎ガスは、群馬県伊勢崎市で都市ガス等のエネルギー事業を手掛ける企業。
TOKAIHDは、これに先立ち4月26日付で伊勢崎ガスの発行済株式の20.7%を取得しており、同社の筆頭株主となっていた状況。(それまでの筆頭株主は、伊勢崎市の20%)
両社の提携により、今後ガス事業のほか双方のサービス促進でも協業を進める予定となっています。
伊勢崎ガスは、1963年創業で都市ガス11161件、簡易ガス677件に供給中。
TOKAIはLPガスのほか、エネルギーや通信、宅配水などを手掛ける総合企業。都市ガス事業は、静岡県中部を本拠地として、今年4月から群馬県下仁田町で公営ガスから事業を引き継ぎ運営を開始しているほか、来年4月からは秋田県にかほ市の公営ガスを譲受し都市ガス事業を開始する予定となっています。
伊勢崎市は、工業都市として知られると同時に、県内外の主要都市との利便性に優れ、住宅都市としても発展が続いている地域。日本全体で人口減少が進む中、伊勢崎市は人口の増加が続いています。